HAH logo

◆ 動物に関る言葉のミニ辞典 ◆

愛する動物たちに関るいろいろな、お話・ことわざ・俗語・言葉・事物・由来等、20のお話。 2つのお話を入れ替えました。 2017/08/20
[ 話を入れ替えた際、削除した過去のお話はこちらです ]
new 馬持たずに馬貸すな
2017
08/20
馬貸すな 「馬持たず」はウマを持っていない人のことで、ウマの扱い方が下手で愛情もわかず、粗末に扱うかもしれないから貸さない方がいいということです。
そこから物の扱い方を知らない人に、物を貸してはいけないというたとえです。

new 蛙におんばこ
2017
08/20
生きカエル 死んだカエルにおおばこをかぶせると生き返る、という俗語から出たことばで、薬がよく効いたことをいいます。

 奪(ダツ)
奪

「とる」「うばう」「うしなう」の意の漢字。
大と隹と寸の合字。大は古代文字では衣の上半分の形で衣の省略形。隹は鳥の略形。寸は手の形。
人が亡くなって、その人の衣から死者の霊が鳥の形となって飛び立っていくのを、手で必死にとどめているさまを表します。 人の霊が鳥の形になって脱出するので、うばうの意味になります。

 天然つぶてに猪をうつ
不運なイノシシ 意外な幸運にありつくことで、つぶては石ころの意味です。
たまたまイノシシを見かけたとき、手近の石ころを投げてイノシシをとるということで、まれにはそんな意外な幸運にありつくことも人生にはあるものだということです。

 虎口(こぐち・ここう)
恐ろしいトラ 虎口(こぐち):
城やその各郭あるいは陣営などの最も要所にある出入り口のことで、小口とも書きます。単なる出入りだけでなく、 防御と攻撃や出撃の機能を持たせるために、前面に堀を設けたり外に小さな台場を張り出した馬出(うまだし)、土塁で囲んだ方形の空間をはさみこんだ枡形(ますがた)等種々の工夫と施設が加わって発達しました。
虎口(ここう):
恐ろしいトラの口の意味で、非常に危険な場所や危険な状態のたとえです。

 石蟹の穴へ海蟹は入らず
石蟹?海蟹? それぞれに居場所が決まっており、秩序があるということです。

 牛蹄のしん(しん)には尺の鯉無し
足跡一尺のウシ ウシの足跡にたまった水たまりに、一尺もある鯉はいないという意味から、狭苦しい所では、大人物は手腕を振るうことが出来ないということです。
牛蹄とは牛の足跡のことで、しん(しん)は水たまりのことです。尺は約30cmです。

 仙人の千年カゲロウの一時
カゲロウ 仙人の寿命は千年、カゲロウの寿命はほんの一時ということから、長短の違いはあるがどちらも同じ一生であるということです。また、同じ一生でも長短の差が激しいことのたとえでもあります。

 白馬馬に非ず
白馬非馬 中国周時代に公孫竜が、「馬」は形に名付けられた概念で「白」は色に名付けられたであるから「馬」と「白馬」は別の概念を表す、という論を説いたことから詭弁の論理のことをいいます。

 雲蒸龍変(うんじょうりゅうへん)
雲蒸龍変
雲がわきあがり、リュウがそれに乗って不思議な働きをしながら、変幻自在に活動することで、 英雄や豪傑などのすぐれた人物が、時運に乗じて出現し活躍することをいいます。「雲蒸」とは雲がわき起こることです。

 猫が香箱を作る(香箱座り)
香箱猫 ネコの座法の一種で、両前脚を胸毛の奥(内側)へ折り曲げて、両後脚を小さく畳んで丸くなってる姿をいいます。
香箱とは香を入れる箱のことでフタの中央が少し丸く膨らんでるものが多く、それに似ていることからつけられたようで、
「箱座り」「香箱を組む」「香箱を作る」などとも呼ばれます。
英語圏ではパンの塊に例えて「catloaf」と呼ぶそうです。

 烏の頭(かしら)白くなるまで
頭が白くないカラス 秦に捕らえられた燕の大子丹が帰郷を願い出たとき、秦王が、カラスの頭が白くなり馬に角が生えたら許してやろう、 と言ったという故事から、永久にその時期が来ないことやありえないことのたとえです。

 鼻が邪魔じゃまだと思うゾウはいない
鼻が邪魔じゃないゾウ 南アフリカ共和国で使われることわざ。
ゾウの鼻は長くて重いけどそんなことを気にするゾウはいません。他人から見れば大きなハンデに見えることでも、 もともと自分が持っていたものや自ら背負ったものなら苦にならないということで、人は欠点があってもそれなりに克服して生きていくということです。

 クモの巣の高張り
クモの巣の高張り 雨が降りそうなときはクモは巣を張らないので、クモが巣を張っていれば雨はなく、クモの巣に水滴がかかっているということは一時的な雨で いずれ晴れるということです。

 魚を得て筌(うけ)を忘る
得たサカナ 荘氏から、魚を取ってしまえば筌(魚とりの道具)を忘れてしまうことから、いったん目的を達成すると、それまで役に立っていたものの恩恵も忘れてしまうものだということです。

 垣堅くして犬入らず
入れないイヌ6 垣根が厳重だとイヌが入ってこられないということから、家庭内が健全であれば外部からこれを乱すような者が入ってくることはないということです。

 猿は人間に毛が三筋足らぬ
毛が三本少ないサル サルは人間によく似て利口そうに見えるが、人間より毛が三本少ないので、それだけ知恵は浅いという俗説です。
「サルは人間に毛が三本足らぬ」ともいいます。

 人捕(と)る亀は人に捕らるる
人間を捕って食おうとした巨大カメが、逆に人間に捕まってしまうということから、人に害を加える者は、自らもまた害を加えられるということです。

人間を捕って食おうとした大亀
 鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん
小さなニワトリ 論語より。小さなニワトリを料理するのに、どうしてウシをさばくような大きな刃物を使う必要があるだろうか、ということです。
そこから、小さな事柄を処理するのに大がかりな態勢で臨むことの無意味さをいいます。また、小事に大人物は必要ないという意味もあります。

 敢(あ)えて後れたるに非ず、馬進まざればなり
進まないウマ 自分の手柄を誇ることをせずに謙遜することのたとえです。
魯の大夫孟之反が、味方の軍隊が敗れて退散するとき、わざと遅れて最後尾につき敵を防いだ。 軍がそのときの功績を称えようとすると「ウマが進まなかったために遅れた」と言って、自分の手柄を誇らなかったという故事から。






動物に関る言葉のミニ辞典作成に際し、以下を参考にさせていただきました。
三省堂:広辞林、TBSブリタニカ:ブリタニカ国際大百科事典、角川書店:新国語辞典、小学館:新選漢和辞典、大修館:漢語新辞典、 三省堂:デイリーコンサイス英和辞典、川出書房:日本/中国/西洋/故事物語、動物出版:ペット用語辞典、 実業の日本社:大人のウンチク読本、新星出版社:故事ことわざ辞典、学習研究社:故事ことわざ辞典、Canon:国語/和英/英和/漢和/電子辞典、



に戻る

line2