Q. | 予防注射はないのですか? |
A. | フィラリア症予防注射薬は、ワンちゃんに1回注射することにより、犬フィラリアの寄生を注射後12ヶ月間予防することができる長期持続性予防剤があります。
ワンちゃんの体に安全性の高い製剤といわれています。 他の予防注射との兼ね合いや注射時期など詳しいことはお尋ね下さい。 |
Q. | 室内犬は予防しなくても平気ですか? |
A. | 外で飼っているワンちゃんに比べれば、感染する確率は低いと思われますが、その確率が10分の1なのか、2分の1なのかはわかりません。
何れにしても感染する確率は0にはなりませんので、予防しておくべきと考えます。 |
Q. | 蚊取り線香を使えば予防できますか? |
A. | それだけでは完全な予防は無理です。フィラリア症予防薬を投与することをお勧めします。
蚊取り線香の煙や効果がワンちゃんの体のすべてに行き渡っている、とは考えにくいからです。 |
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Q. | 蚊避けの薬をください!! |
A. | よく、このように言ってフィラリア症予防薬をお求めになる方がいらっしゃいます。
こちらのご指示の通り投与されていることは、ワンちゃんにとって素晴らしいことですが、フィラリア症予防薬はワンちゃんの体内に入って15〜60日たったフィラリア感染幼虫を すべて殺滅することでフィラリア症を予防しているので、蚊を寄せつけなくして予防しているのではない。ということをご理解していただければ、と思います。 |
Q. | 予防薬を飲ませたら便と一緒に虫が出ましたが、あれがフィラリアですか? |
A. | いいえ。フィラリアは通常腸内、便中には出てきません。
フィラリア症予防薬の中には腸内寄生虫(回虫・鉤虫・鞭虫)を駆除する働きのあるものがありますので、おそらくそのうちのいずれかが出てきたものと思われます。 |
Q. | 予防薬を飲ませる時に、肉やパンにはさんで与えて良いですか? |
A. | はい。特に食べさせてはいけない物と一緒で無い限り、そのように工夫して与えることは結構です。
どのような形であっても薬を飲ませるということが重要なんですが、ワンちゃんによっては薬を飲ませるのに、とても苦労する場合があります。 現在はほとんどのワンちゃんがいやがらずに投与できるタイプの予防薬もあります。現在使っているものが、飲ませにくいのでしたら一度ご相談ください。 |
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Q. | 予防薬はワンちゃんの体の中で一ヶ月も効いているのですか? |
A. | いいえ。月一回投与タイプのフィラリア症予防薬の場合、飲んだ日一日だけ効いているということです。
ただし、その効き方は、ワンちゃんの体内に入って15〜60日たった感染幼虫をすべて殺滅することができる、というものです。 従って、必要な期間、毎月一回づつ飲ませれば良いのです。 |
Q. | うちのメス犬にはフィラリアがいますが、お産をさせたら仔犬に移っているのですか? |
A. | いいえ。生まれた仔犬にフィラリアが感染している、といったことはありません。
ただ、フィラリアに感染しているワンちゃんに仔犬を生ませる、というのはいかがなものでしょうか。 フィラリアに感染しているということは、見た目に特に異常が無くても、心臓は勿論、肝臓・腎臓その他あらゆるところに問題があるかもしれません。出産させるのは見合わせる方がよろしいと思います。 |
Q. | うちのオス犬にはフィラリアがいますが、交配させたらメスや仔犬に移るのですか? |
A. | いいえ。交配することによって相手のメスのワンちゃんやその仔犬にフィラリアが感染する、といったことはありません。
ただ、そのメスのワンちゃんをオスと同じ環境で飼っているのでしたら、オスと同じように感染してしまう可能性が大です。 |
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