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FAQ(Frequently Ask and Question)

● 応急処置について
Q. 目が飛び出したとき、動物病院へ行くまでの応急処置は?
Q. 火傷したとき、動物病院へ行くまでの応急処置は?
Q. 外傷、出血のひどいとき、動物病院へ行くまでの応急処置は?
Q. 日射病(熱射病)のとき、動物病院へ行くまでの応急処置は?
Q. 仮死状態で生まれたとき、動物病院へ行くまでの蘇生法は?


















Q. 火傷したとき、動物病院へ行くまでの応急処置は?
A. 熱湯をかぶったり、ストーブ、たき火などでやけどをしたときは、直ちに患部に水をかけて十分冷やすことです。            
硫酸など化学薬品にふれたときも流水で洗い流しますが、このとき飼い主様はゴム手袋をした方が安心です。            
とくに長毛種では湯がかかっても冷えにくく、薬品は作用が持続しますので、早く十分に処置することが大切です。

Q. 外傷、出血のひどいとき、動物病院へ行くまでの応急処置は?
A. 交通事故、ケンカその他の原因で出血のひどいとき、とくに血のふき出すときは、動脈が切れているかも知れません。            
四肢なら心臓寄りの部位をきつくしばり、ガーゼを当てて圧迫包帯をします。            
その他の部位は出血部を清潔なガーゼかタオルでくるみ圧迫してください。            
骨折が疑われるときは、副木かボール紙をあてて軽くしばり保定するのはよい応急手当です。            
動物は痛みとショックで気がたって、飼い主にも咬みつくことがありますから注意しましょう。

Q. 日射病(熱射病)のとき、動物病院へ行くまでの応急処置は?
A. 高温多湿、無風の暑い日などに元気だったワンちゃん・ネコちゃんが急に息づかいが速くなり、興奮状態で熱を計ると40℃以上に上っているときは、この病気を疑って直ちに応急処置をいなければなりません。            
すぐ涼しい風通しのよい場所に移し、ウチワ、扇風機などで風を送り、頭や胸を氷ノウや濡れタオルで冷やします。            
症状によっては冷水をかけ、早く体温をさげるように努めましょう。            
発見が早く初期の手当がよければ、2〜3時間で回復しますが、異常興奮やケイレンを起し手遅れになると死亡することも少なくありません。


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Q. 仮死状態で生まれたとき、動物病院へ行くまでの蘇生法は?
A. 逆子などで出産に手間どったりして、産まれた子が呼吸もせず泣きもしない仮死状態のことがよくあります。
そのような時は、すぐに諦めるのでなく、以下のような蘇生法を試みてください。

  • ノドや鼻を膜や羊水がふさいでいないか、ガーゼでよく拭きとり、吸い取ってやり、からだを夕オルなどで少々強めによくこすってやる。

  • 一定の間隔で、胸部を軽く圧追して離すという動作を繰り返して人工呼吸をする。

  • 少し熱めの湯(42〜44度位)に入れて暖め、タオルでこすりながらふく。
これらの処置で、口唇や舌の色がよくなり、自力で呼吸しはじめ、うぶ声をあげるようになればしめたものです。
心臓の鼓動が止まらない限り根気よく続ければ、普通ならあきらめてしまう子を蘇生させられる場合が少なくありません。               

Q. 目が飛び出したとき、動物病院へ行くまでの応急処置は?
A. ペキニーズ、シーズー、パグ、狆などの短頭種や極小犬では、頭を強くたたかれたり、けんかで振り回されたり、抱いているときに暴れたりすると眼球が飛び出して戻らなくなることがあります。            
そのまま時間が経過すると腫れがひどくなって元に戻せにくくなるだけでなく、視力の回復も難しくなります。            
このような時は濡れたガーゼなどで覆うことで乾燥と腫れを防ぐことと、ワンちゃんが前肢で掻いたり床などに擦りつけてキズなどつけないようにすることが大切です。            


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