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◆ 緊急度別にみた症状とその程度や様子 ◆


愛すべきあなたのワンちゃん・ネコちゃんの様子がいつもと違うときや具合が悪そうな時、すぐに病院に連れて行くべきか、 暫く様子を見るか、お迷いになることがあると思います。
そこで、その症状や程度や様子によってどうしたら良いかを、 一覧表にしましたので参考にしてください。

緊急度 「大」 すぐ病院に連絡したほうが良い症状とその程度や様子
緊急度 「中」 その日になるべく早く来院したほうが良い症状とその程度や様子
緊急度 「小」 一晩様子を見てからでも遅くはない症状とその程度や様子











すぐ病院に連絡してください
症 状その程度や様子
呼吸が苦しそう 呼吸時変な音がする。あえぐ、舌が紫色、息が止まる。
血が止まらない 体のどこからのものでも。圧迫(縛る、押さえる)して、すぐ病院へ。
排尿・排便が出来ない 排便・排尿の姿勢をするだけで便・尿は出ない。
痛がる 激しく、連続して、おさまらない。
嘔吐・下痢・排尿 何度も繰り返す。血が混じっている。
体のバランスがとれない
意識がない
よろつく、ふるえ、けいれん、昏睡、急に目が見えなくなる。
気を失う、首を傾ける、見えない物に向かって咬みつく、性格が突然変わったように見える。
かゆがる 絶え間なくひっかく、咬む、皮膚が赤くむけて出血している。
激しくひっかく。
けが 連続的な痛み。完全な跛行。
中毒 もし、確かに中毒物質を食べたり、接触していたら、すぐに病院へ。
容器も忘れずに。無理なら商品名、成分名を知らせてください。



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その日になるべく早く来院してください
症 状その程度や様子
呼吸が苦しそう 咳があるなしかかわらず、息を充分に吸う事ができない。
食べる、飲むはできる。
嘔吐・下痢 少量の血液が見られる。
ただし痛みを伴う場合や、血液が混じっていたり、血のかたまり、異常な内容物が見られるとき、子犬・子猫の場合はすぐに病院へ。
何かを飲み込んだ たいていの物は病院で調べる事ができます。
早いにこしたことはありません。
変な臭い いつもとは変わった臭いがする。体のどの部位でも。
どこが臭うかわからない場合も。
激しくかゆがる 自分で咬んだり、なめたり、ひっかいたり、こすったりする。
治療が遅れるほど状態は悪化し、直るのに時間がかかります。
火傷(やけど) 熱によるもの、薬品によるもの、広範囲であればすぐに。
耳を切ったり、爪を折った、出血が伴わない裂傷、原因不明の腫れなどは救急疾患とは言えませんが、治療が遅れると傷は悪化することがあります。



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一晩様子を見てからでも遅くないでしょう
症 状その程度や様子
嘔吐・下痢 一日数回、痛みはなく、血液や異物が見られず、連続的ではない。
かゆみ 軽い、皮膚に傷がなく、出血もない、続かない。
外部寄生虫などは見られない。
跛行 わずかまたは痛みは伴わない、歩様異常はない、連続的ではない。
喉が渇く
大量に排尿する
大量に水を飲む、排尿する。ただし、血液が混じったり、痛みがあったり、りきみ、不快感、見た目にいつもと違う尿のときはなるべく早く。
食欲がない 一回食事をしなかった、しかし他に病気の徴候はない、だれかが食べ物を与えなかったか確かめる。


緊急度別にみた症状とその程度や様子の一覧表は、当院が犬・猫の飼い主様に診察券としてお渡ししている、 日本小動物獣医師会編集発行の「愛犬の健康手帳」「ねこの健康手帳」にある「緊急度別にみた症状とその程度や様子」を、 制作販売している日本ビスカ株式会社様の許可を受けた上で掲載させていただきました。



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