HAH logo

◆ 動物に関る言葉のミニ辞典 ◆

愛する動物たちに関るいろいろな、お話・ことわざ・俗語・言葉・事物・由来等、20のお話。 2つのお話を入れ替えました。 2019/06/09
[ 話を入れ替えた際、削除した過去のお話はこちらです ]

new 千金の裘は一狐の腋に非ず(せんきんのきゅうはいっこのえきにあらず)
2019
06/09
キツネ 裘(きゅう)はキツネの腋の下の白い毛皮で作った高価な衣。
千金の価値のある高価な皮の衣は、一匹のキツネのわずかな白い毛だけでは出来ないという意味から、 国を治めるにはすぐれた人材を多く集め、それらの人々の力を集めなければならないというたとえです。

new 猫瓶
2019
06/09
猫瓶 猫瓶 猫瓶 昔、駄菓子屋等で見られた、口が斜めについた透明の瓶のことで、その形がネコのように見えることからこう呼ばれているようです。
ガラス製あるいはプラスチック製があり、丸いものは丸猫瓶、角ばったものは角猫瓶といいます。

 燕の幕上に巣くうがごとし
燕 ツバメが幕の上に巣を作りいつ落ちるかわからない危ない状態である、という意味で非常に危険なことのたとえです。

 蒼蠅驥尾に付して千里を致す( そうようきびにふしてせんりをいたす )
アオバエ アオバエが名馬の尾につかまって、自分では何もしないのに1日で千里の先まで行くということで、凡人が賢人や俊傑の後ろについて、功名をなすということのたとえです。
また、すぐれた人に従って行けば、何かはなしとげられる。 先達を見習って行動することを、へりくだった気持ちでいう言葉でもあります。
「蒼蠅」は、アオバエで転じて君側のざん者、侫人のたとえになります。「驥」は一日に千里を走るという駿馬。

 告朔のji_ki3.gif羊(こくさくのきよう)
いけにえのヒツジ 告朔とは古代中国で、諸侯が天子から受けた新しい年の暦を祖先の廟に納め、毎月1日に廟に告げ、その月の暦を国内に施行した儀式で、 ji_ki3.gif羊 は儀式に供えるいけにえのヒツジのこと。
魯の国で、告朔の意義が廃れてヒツジを供える儀礼の形式だけが残っていたので、子貢が形式だけのいけにえはやめるべきだと言ったとき、 孔子が、告朔の儀式が全く滅びることを惜しんで反対したという論語の故事から。
古くからの習慣や年中行事は、害がなければ保存すべきだということのたとえ。
また、実質がなくなり、形式ばかりが残っていることのたとえです。


 豚の軽業
豚の軽業 豚の軽業 豚の軽業 豚の軽業
ぶかっこうで、危なっかしいさまのたとえです。

 桂馬の高上がり
桂馬の高上がり 将棋で桂馬は、前のこまを飛び越して進むめるが左右には動けないので、前に進みすぎると簡単に歩に取られてしまいます。
そこから、先輩を追い越して不意に出世をした者は、経験不足や人のねたみを受けたり、弱い者にまでやられてしまうという思わぬつまずきをするということ。
分不相応の高い地位につくと失敗するということです。


 猿の空蚤
猿の空蚤 サルがいつもノミを取っているようなふりをしているが、本当は恰好だけで取っていないということです。
そこから、用事や仕事があるふりをして実際は何もしていない様子のことをいいます。

 唯(イ・ユイ)
唯

「しかり」「ただ」「これ」の意の漢字。
口と隹の合字。隹は鳥の略形。口は神様への祈りの言葉を入れる器。その前に鳥を置いて、鳥の動きによって神様の意思を聞くというさまを表し、 神様の判断に「ハイ」とかしこまって急いで返事を表す言葉です。そこからしかりの意味を表します。
参)唯の反対は・・・諾:考えてゆっくり答える返事

 牛の玉
牛の玉 ウシの額に生える毛の固まったようなもので、直径3センチほどの丸さで、中に堅い芯があります。牛王(ごおう)ともいい社寺などの宝物とされています。
またウシの腹中にできる玉で胆石のことでもあり、宝物とされました。これを乾燥させてたものは、 牛黄(ごおう)として古くから黄金より高価な薬とされています。

 ホウレイの浜には魚を以て犬に食わしむ
サカナをもらうイヌ ホウレイの浜では魚が非常に沢山捕れるので、犬にも食べさせるということから、物が有り余ってる時は軽んじられるということを意味しています。
(ホウレイは中国最大の淡水湖で現在の八陽湖)

 白い象(white elephant)
白い象 英語においては白い象(white elephant)というのは、維持費のかかる、わずらわしい物や無用の長物を意味します。
これは次のような昔話によるものだそうです。
昔、タイのある王が自分の嫌いな家臣に、珍しくて縁起の良いとされる白いゾウを贈りました。 しかし、大食らいのゾウであるため莫大な金がかかり、しかも物を踏みつぶしたりで家の中が目茶苦茶になったりしますが、 捨ててしまったり、森の中に逃がしたり、あるいは殺したりは絶対にできませんので、その家臣はほとほと困ってしまった…というものです。

 Don’t let the cat out of the bag!
袋から逃げるネコ
“let the cat out of the bag”は、「ネコを袋から逃がすなよ!」ということで、
秘密を漏らす、うっかり秘密を話してしまう、という意味です。
“Don't let the cat out of the bag!”は
「秘密をバラすなよ!」ということになります。

 田作りも魚のうち
ごまめごまめ ごまめごまめ ごまめごまめ ごまめごまめ

田作りはゴマメの別名でイワシの幼魚ことです。
ゴマメのように小さな魚でも、魚の仲間に違いはないということから、
弱小で無力な者でも仲間には違いがないということです。

 亀毛
毛のないカメ 元の言葉は「亀毛兎角」で、カメの甲羅に毛が生えたりウサギの頭に角が生えるという意味から、本来ないもの、この世にあり得ないもの、実在するはずがない物事のたとえです。
元は戦争がおこる前触れのことをいった言葉ですが、いまは「神経質」「こだわりすぎる」という意味で使われます。

 いかさま(烏賊様・如何様)
いかさま 釣りは餌をつけて釣るのが普通ですが、イカの場合は疑似バリを使い騙して釣ることから、 人を騙す行為・詐欺や、バクチなどで誤魔化す行為を「イカサマ」といいます。

 虎鬚(こしゅ)を編(あ)む
虎鬚を編む 虎鬚はトラのヒゲのことです。
生きているトラのひげを編むということで、
非常に危険なことをあえてするたとえです。

 弦なき弓に羽抜け鳥
よちよちヒヨコ 弦のない弓は矢を射ることは出来ませんし、羽のないトリは飛べないというこです。
そこから、どうしようもないことのたとえだったり、まったく役に立たないことのたとえをいいます。

 犬兎の争い ( けんとのあらそい )
ani_inu50
イヌがウサギを追いかけ、山を上ったりしているうちにどちらも
疲れて死んだのを、 農夫が両方とも自分のものにしたという寓話から、
両者が争って互いに弱ったとき、第三者に利益をとられることをいいます。

 豚を盗んで骨を施す
buta7 盗んだブタの肉を自分で食べてしまってから、その骨を他人に恵んでやってありがたがられるということで、
大きな悪事の償いにと、小さな善行をするたとえです。






動物に関る言葉のミニ辞典作成に際し、以下を参考にさせていただきました。
三省堂:広辞林、TBSブリタニカ:ブリタニカ国際大百科事典、角川書店:新国語辞典、小学館:新選漢和辞典、大修館:漢語新辞典、 三省堂:デイリーコンサイス英和辞典、川出書房:日本/中国/西洋/故事物語、動物出版:ペット用語辞典、 実業の日本社:大人のウンチク読本、新星出版社:故事ことわざ辞典、学習研究社:故事ことわざ辞典、Canon:国語/和英/英和/漢和/電子辞典、



に戻る

line2