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◆ 動物に関る言葉のミニ辞典 ◆

愛する動物たちに関るいろいろな、お話・ことわざ・俗語・言葉・事物・由来等、20のお話。 2つのお話を入れ替えました。 2018/12/03
[ 話を入れ替えた際、削除した過去のお話はこちらです ]

new 犬兎の争い ( けんとのあらそい )
2018
12/03
ani_inu50
イヌがウサギを追いかけ、山を上ったりしているうちにどちらも
疲れて死んだのを、 農夫が両方とも自分のものにしたという寓話から、
両者が争って互いに弱ったとき、第三者に利益をとられることをいいます。

new 豚を盗んで骨を施す
2018
12/03
buta7 盗んだブタの肉を自分で食べてしまってから、その骨を他人に恵んでやってありがたがられるということで、
大きな悪事の償いにと、小さな善行をするたとえです。

 羹(コウ・カン)
羹

「肉に野菜をまぜてつくった吸い物」「熱い汁物」「スープ」「あつもの」の意の漢字。
羔と美の合字。羔はこひつじで、美(元の字は異なる)は蒸気のたつかなえの象形から、こひつじなどをスープにしたものの意味を表します。
参)「羊羹」とは中国で羊肉に黒砂糖を混ぜた羹(あつもの)が、禅宗文化とともに渡来したが、 日本では肉類の使用が禁じられていたため、小豆を主原料としてヒツジの肝の形につくって蒸し汁に入れて供されました。 それが蒸し物のまま茶菓子として供されたのが蒸し羊羹の始まりで、後に砂糖を加えた餡に寒天を混ぜて煮つめたものが練り羊羹になりました。

 蹴る馬も乗り手次第
ani_uma67 暴れウマでも乗り手の調教次第でおとなしくなるということです。
そこから、たとえ乱暴で扱いにくい者でも、頭の上がらない相手がいるものだということ、また、上手い扱い方があるものだということです。

 猿が柿淡す
ani_saru16 「淡(あわ)す」 は渋柿の渋を抜くこと。
サルが柿を食べるために渋を抜く時のようすをいいますが、 渋が抜けるまで待てないで、何度も出しては食べ、またもどすことをくりかえし、結局満足に甘い柿が得られないということです。
つまり、気が早くて 完成まで待てないことのたとえです。

 公家の子と猫の子は何ぼあっても廃(すた)らぬ
公家の猫公家の猫 公家の猫公家の猫 公家の猫公家の猫 公家の子も、ネコの子も、貰うのを喜ぶものが多かったことから、いくら多くても困らないことをいいます。

 牛乳を飲む人よりも、牛乳を配達する人のほうが健康である
ani_usi36 ヨーロッパのことわざです。
文字通り栄養を摂るだけではなく、汗水たらして身体を動かして働いている方が健康だということです。
また別の解釈では、与えられることに慣れてしまう側に立つよりも、与える側に回って一生懸命頑張るほうが得るものが大きい、というものもあります。

 恋とはサメのようなものだ。常に前進してないと死んでしまう
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サメの中でも一部のサメは止まっても大丈夫ですが、
外洋を泳ぐ遊泳性のサメは自分の意志でエラを動かせないので
エラを動かす為に、泳いでいないと息ができず呼吸出来ません。
恋愛も常に前進してないと、あっという間に終わってしまうものです。
だから動かないといけないのです。恋は常に前進あるのみなのです。

 鳩を憎み豆作らぬ
豆をついばむハト 畑に豆をまくたびにハトに豆をついばまれるのに腹を立て、作らなければならない豆を作らないでいる、ということから、
つまらないことにこだわって、なすべきことを怠ってしまうことのたとえです。

 城狐社鼠 ( じょうこしゃそ )
城にすむキツネと土地の神を祭った社(やしろ)に巣くうネズミは、城や社をこわさなければそれらを完全に取り除くことが出来ないので、 手をつけることが出来ません。
その身を安全な主君のそばにおいて悪事をする者、君主のそばにいる奸臣(かんしん)のたとえです。
城にすむキツネ
 之を用いれば即ち虎になり、用いざれば即ち鼠となる
重要な地位のトラ 人というものは重要な地位を与えられれば、トラのような勢いをもって活躍するが、重用されないとネズミのようにこそこそと逃隠れするものだ、ということです。

 猪は射手の前、焼酎は上戸の前
射手の前のイノシシ 「射手」は弓を射る人のことで、その前にはイノシシが似合い、
酒飲みのことである「上戸」の前には焼酎が似合うということです。
物には、それぞれ置くにふさわしい場所があるといったことです。

 もぐらたたき
叩かれるモグラ 叩かれるモグラ 叩かれるモグラ 叩かれるモグラ 複数の穴から顔を出すモグラの頭を、制限時間内にハンマーでたたいて得点を競うゲームのことです。
そこから、たとえ一ケ所を制圧しても別の場所で次々と新たな活動が始まるので、なかなか終わらせられないというもののたとえです。

 年劫の兎
年劫の兎 長い年月を生き抜いて悪賢くなったウサギのことで、一筋縄ではいかない人のことをいいます。
劫「ごう」とは仏教用語では「こう」と読み、仏教が説く時間のうちで最も長い単位のことで、比喩として以下の二つがあります
磐石劫:四十里四方の大石を、いわゆる天人の羽衣で百年に一度払い、その大きな石が摩滅して無くなってもなお終わらない時間。
芥子劫:方四十里の城に小さな芥子粒を満たして百年に一度、一粒ずつ取り去り、その芥子がすべて無くなってもなお尽きないほどの長い時間。


 犬の小道知る



経験豊富犬
イヌは一度でも通った道はよく覚えているということから、
経験や知識が豊富な者は、判断を誤ることはないという意味です。 

 鮒の仲間には鮒が王
フナの王 つまらないものの集団では、やっぱりつまらないものが長になるということです。また程度のそうよくないもののなかでは、やはりそのようなものが頭になるということです。

 猫にサザエ
手の出ない猫 サザエ ネコに大好きなサザエを預けても、自分では殻から出して食べることはできません。
大好物ですが手の出しようがないということのたとえです。

 牛羊(ごよう)の目をもって、他人を評量するなかれ
ウシの目 ウシやヒツジのような目から見て他の動物の悪口を言うようなまねをしてはならないということです。
自分の基準で他人を批判してはいけないというおしえです。

 驥、塩車に服す (き、えんしゃにふくす)
驥 一日に千里も走るといわれる名馬が塩を運ぶ車を引くのに使われている、ということから、才能のすぐれた人物が世に認められないでいることをいいます。
「驥」は一日に千里を走る名馬で「塩車」は塩を運ぶ車のことです。

 烏百度洗っても鷺にはならぬ
サギにはならぬカラス 色の黒いカラスはいくら洗っても白いサギにはなりません。
むだな骨折りや見当違いの努力はやめて、自分の持つ特性を生かす工夫をしたほうが良いということです。







動物に関る言葉のミニ辞典作成に際し、以下を参考にさせていただきました。
三省堂:広辞林、TBSブリタニカ:ブリタニカ国際大百科事典、角川書店:新国語辞典、小学館:新選漢和辞典、大修館:漢語新辞典、 三省堂:デイリーコンサイス英和辞典、川出書房:日本/中国/西洋/故事物語、動物出版:ペット用語辞典、 実業の日本社:大人のウンチク読本、新星出版社:故事ことわざ辞典、学習研究社:故事ことわざ辞典、Canon:国語/和英/英和/漢和/電子辞典、



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