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◆ 動物に関る言葉のミニ辞典 ◆

愛する動物たちに関るいろいろな、お話・ことわざ・俗語・言葉・事物・由来等、20のお話。 2つのお話を入れ替えました。 2020/11/15
[ 話を入れ替えた際、削除した過去のお話はこちらです ]

new 梧鼠(ごそ)の五技
2020
11/15
得意技の無いムササビ 梧鼠(ごそ)はムササビのことで、木から木へと飛び移れるが高くは飛べないように、 飛ぶ・ 木登り・泳ぎ・穴掘り・走ること、これらの5つの技すべてができます。
ただし、できはするがどれも中途半端ということから、これをさせたら無敵というような、格別の売り物になるものは何もないという意味です。

new しめこの兎
2020
11/15
ウサギ 物事がうまくいったということをしゃれていうことばで、しめた、しめこのうさうさ ともいいます。
「うまくいった」の意の「しめた」に、ウサギを「絞(し)める」をかけています。

 鹿鳴の宴(ろくめいのえん)
鹿鳴 「鹿鳴」はシカが鳴いて仲間を呼び、野原でよもぎを食べる姿を歌った詩の名前で、中国の唐の時代、官吏登用試験に受かって都に上る時に開いた宴会のことや、客を招待してもてなす酒宴のことをいいます。
社交場として明治政府が建てた鹿鳴館の語源とされています。

  蟹は食ってもガニ食うな
ガニ食うな いくらカニが美味しくても、エラまで食べてはいけないということです。
ガニとはカニのエラのことで、毒はありませんが寄生虫の恐れがあり、昔の人はこれを食べると中毒を起こすと考えていたようです。


 狸から上前
カチカチタヌキ タヌキはよく人をだますといいます。
そのタヌキから、上前をはねたり金品をだまし取るということで、
悪賢い知恵がはたらき、抜け目のない凄腕ということをいいます。

 雀脅して鶴失う
雀 スズメを追い払うと脅かしたためにツルを逃がしてしまうという意味から、細部にこだわって全体をだめにしてしまうことのたとえです。

 猪八戒(ちょはっかい)
buta13 明代の長編小説「西遊記」に出てくるブタの妖怪の名前です。
天上界で天の川を管理し水軍を指揮する天蓬元帥でしたが、酔った勢いでの女癖の悪さの為、天上界を追われて地上に落とされました。
その際人間に生まれ変わるはずが誤ってメスブタの胎内に入り、ブタの妖怪となったといいます。その後、三蔵法師の法力で改心し弟子入りして、孫悟空、沙悟浄らと共に旅をして、天竺から経典をもたらしました。
「八戒」の名は三蔵法師がつけたもので、彼が三蔵法師に弟子入りする直前まで仏教で忌み嫌われた八つの生臭物である、三厭五葷(さんえんごくん)を口にせず戒律を守った事を褒め称えての命名です。
三厭五葷とは「三厭」は 天上の雁、地上の狗、水中の烏魚を示し、鳥肉・獣肉・魚肉の肉類。「五葷」は強い香りと辛味のあるニンニク・ニラ・ネギ・ラッキョウ・タマネギの五つの野菜をいいます。


 沖の物を獲らんとして岸の物を逸す
sakana14sakana14 sakana14 沖は大漁を、岸は小魚を意味します。
大きな利益を得ようとして、わずかな利益をも逃してしまうことをいいます。

 急ぐ鼠は雨に会う、急ぐ鼠は穴に迷う
急がないネズミ 少し待てば雨が上がって濡れなくて済むところを、急いで飛び出すので雨に降られる。
落ち着けば穴に帰れるのに、慌てて自分の穴が分からなくなってしまう。
慌てはいけないということのたとえです。

 死に馬に鍼刺す
死に馬? すでに死んでしまったウマに、健康を保つためのハリ治療を施すということで、何の意味もないことや役に立たないむだなことをすることのたとえです。
また、絶望的な状況にありながら、なお万が一の望みをもって最後の手段を講じることのたとえでもあります。

 好奇心は猫を殺す
好奇心旺盛なネコ" イギリスのことわざの Curiosity killed the cat. が元のことばです。
詮索好きが高じたり、好奇心が強すぎると危険だという戒めで、とくに知る必要のない他人のことなどにあれこれ首をつっこむのはトラブルのもとになるということです。

 お伽犬
お伽犬 お伽犬(おとぎいぬ)とは、オス・メス一対の座形犬で、胡粉彩色や金銀箔押しをした美しい飾り物のことです。
箱になっていて、中にはお守りや玩具、化粧道具などを入れ、犬箱あるいは犬張子ともいいます。
イヌは神社の「こまいぬ」が示すように、悪魔・怨霊を祓うと信じられ、守護の象徴ですので、新生児の枕元に置き、我が子の幸福を願うお守りとしたり、 また、イヌはお産が軽いところから、産所や寝所で必要とする物を入れ、安産や魔除けのお守りでもあったようです。

 Elephant in the Room「象が部屋にいる」
林の中の象 皆が見て見ぬふりをするような問題や、タブー・触れてはいけない話題を意味します。 部屋の中に大きな象がいて誰しもが見逃すことができない状況なのに、触れることができない状況から由来しているそうです。 つまり「elephant」は、そこに居合わせた人がみな重要な問題と認識していながら、この場ではあえて触れずにいる、そういう話題を暗に示す意味合いがあります。

 勝ち虫
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トンボは素早く飛び回り害虫を捕らえ、また前にしか進まず
退かないところから不退転の精神を表すものとして、
「勝ち虫」と呼ばれ、縁起物として武士に喜ばれました。
戦国時代には兜や鎧、箙(えびら)刀の鍔(つば)などの武具、
陣羽織や印籠の装飾に用いられたそうです。
とんぼ柄は現在も、剣道具や竹刀袋の柄として
用いられることが多いようです。

 虎狼より漏るが怖い
tora31 どこにいるか分からないトラやオオカミよりも、自分が今住んでいる家の雨漏りの方が直接被害を受けるぶんだけ恐ろしい、いうことです。
また、トラやオオカミのことより、隠していることが漏れて広まってしまうことや、自分でうっかり口を滑らせて秘密を漏らしてしまうことのほうが恐ろしい、という意味もあります。

 鶴の林
「涅槃経」より。釈迦が入寂したとき、四方に二本ずつあった沙羅双樹が、悲しみのためにツルの羽のように白くなったことから、 釈迦入寂のときの沙羅双樹のこと、転じて仏の涅槃、または死をいいます。 turu10

 The quick brown fox jumps over the lazy dog.
The quick brown fox 「素早い茶色のキツネはのろまなイヌを飛び越える」は、英語のパングラムの一つです。
パングラムとは「いろは歌」のように、ある言語に存在する言葉をすべて使い、かつ重複をなるべくなくした短文のことです。
英語で特に有名なのがこの文章で、すべてのアルファベットを表現でき、文法が自然なのでタイプライターやコンピューターのキーボードの試験などによく用いられます。
ただし、これには複数回使われている語があります。

 猪首(いくび)
猪首なイノシシ
首がイノシシのように太くて短い人のことや、
そのような首のことをいいます。
また、兜(かぶと)をややあお向けにかぶることは、
敵の矢を恐れない勇ましいかぶり方とされていましたが、
首が短く見えることからこのようにいいました。

 ブルペン 「bullpen」
ani_usi47 野球場にある、ピッチング練習する練習場で、室内、室外両方あり、プロ野球などでは、試合前は先発ピッチャーが練習し、 試合開始後はリリーバーが練習や肩を作ったりスタンバイ場所となっています。
意味は直訳すると「雄牛の囲い」です。
語源には二つの説があり、一つはマウンドに向かう前の投球練習をするピッチャーを、 闘牛が闘牛場へ行く前の控えの囲いに見立てたというもの。 もうひとつは、「Bull Durham」というタバコ会社の看板がよく投球練習上のフェンスに立てられていたためというものです。

 犬走り
垣と溝の間や土手の斜面に設けられた細長い通路や平地部分のことで、
イヌが通れるくらいの幅しかない道という意味合いからこう呼ばれます。
犬走り
 築地の犬走り  :  築地とその外側の溝との間に設けられた平地のうち、狭いもの。
 城郭の犬走り  :  城の石垣や土塁と、堀の間に設けられた狭い空き地。
 土手の犬走り  :  河川の土手、堤防などの傾斜上に設けられた平地。
 線路の犬走り  :  鉄道の線路と同水準に設置される保線作業員の通路など。
 軒下の犬走り  :  建物の軒下の外壁周縁部を砂利敷きやコンクリートを打ったもの。







動物に関る言葉のミニ辞典作成に際し、以下を参考にさせていただきました。
三省堂:広辞林、TBSブリタニカ:ブリタニカ国際大百科事典、角川書店:新国語辞典、小学館:新選漢和辞典、大修館:漢語新辞典、 三省堂:デイリーコンサイス英和辞典、川出書房:日本/中国/西洋/故事物語、動物出版:ペット用語辞典、 実業の日本社:大人のウンチク読本、新星出版社:故事ことわざ辞典、学習研究社:故事ことわざ辞典、Canon:国語/和英/英和/漢和/電子辞典、



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