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◆ 動物に関る言葉のミニ辞典 ◆

愛する動物たちに関るいろいろな、お話・ことわざ・俗語・言葉・事物・由来等、20のお話。 2つのお話を入れ替えました。 2021/01/17
[ 話を入れ替えた際、削除した過去のお話はこちらです ]

new 入夫は一生下馬(にゅうふはいっしょうげば)
2021
01/17
一生下馬
下馬とは貴人の前や社寺などで、
敬意を表すためにウマを下りることです。
入り婿は生涯その家では力を持てない、
頭が上がらないということです。

new  虫が好かない
2021
01/17
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はっきりした理由はないが、何となく嫌だと思う様子。

 黒牛白犢を生む
ani_usi43 白犢(はくとく)は白い子ウシのこと。
黒いウシが白い子ウシを生むということで、この世のめぐり合わせ、吉凶禍福はどう変わるかわからない。吉が必ずしも吉でなく、凶も必ずしも凶ではないことをいいます。

 ねずみ花火
火薬を詰めた細い紙の管を小さな輪にしたもので、火をつけるとネズミのように地面を走りまわり最後に破裂する花火のこと。
ねずみ火ともいいます。
初めて登場したのは室町時代といわれていますが、おもちゃ花火として作られたのは江戸時代になってかららしいです。
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 油樽に犬が付く
油を舐めるイヌ 油が入った樽には、それを舐めようとしてイヌが集まってくるといいます。
そこから儲け話や旨い話あがあるところには人が群がってくるものだということです。
また、不正をしている者の周りには悪人が集まってくるものだという意味もあります。

  池魚籠鳥
不自由な身のサカナ 池に飼われているサカナや、かごの中のトリのことです。そこから不自由な身の上をいいます。
「池魚籠鳥に江湖山藪の思いあり」といえば、池のサカナやかごのトリは、大河や湖水、山や沢などの自由の天地にあこがれるのと同じに、 宮仕えの者が田園の閑日月にあこがれるということです。

 梧鼠(ごそ)の五技
得意技の無いムササビ 梧鼠(ごそ)はムササビのことで、木から木へと飛び移れるが高くは飛べないように、 飛ぶ・ 木登り・泳ぎ・穴掘り・走ること、これらの5つの技すべてができます。
ただし、できはするがどれも中途半端ということから、これをさせたら無敵というような、格別の売り物になるものは何もないという意味です。

 しめこの兎
ウサギ 物事がうまくいったということをしゃれていうことばで、しめた、しめこのうさうさ ともいいます。
「うまくいった」の意の「しめた」に、ウサギを「絞(し)める」をかけています。

 鹿鳴の宴(ろくめいのえん)
鹿鳴 「鹿鳴」はシカが鳴いて仲間を呼び、野原でよもぎを食べる姿を歌った詩の名前で、中国の唐の時代、官吏登用試験に受かって都に上る時に開いた宴会のことや、客を招待してもてなす酒宴のことをいいます。
社交場として明治政府が建てた鹿鳴館の語源とされています。

  蟹は食ってもガニ食うな
ガニ食うな いくらカニが美味しくても、エラまで食べてはいけないということです。
ガニとはカニのエラのことで、毒はありませんが寄生虫の恐れがあり、昔の人はこれを食べると中毒を起こすと考えていたようです。


 狸から上前
カチカチタヌキ タヌキはよく人をだますといいます。
そのタヌキから、上前をはねたり金品をだまし取るということで、
悪賢い知恵がはたらき、抜け目のない凄腕ということをいいます。

 雀脅して鶴失う
雀 スズメを追い払うと脅かしたためにツルを逃がしてしまうという意味から、細部にこだわって全体をだめにしてしまうことのたとえです。

 猪八戒(ちょはっかい)
buta13 明代の長編小説「西遊記」に出てくるブタの妖怪の名前です。
天上界で天の川を管理し水軍を指揮する天蓬元帥でしたが、酔った勢いでの女癖の悪さの為、天上界を追われて地上に落とされました。
その際人間に生まれ変わるはずが誤ってメスブタの胎内に入り、ブタの妖怪となったといいます。その後、三蔵法師の法力で改心し弟子入りして、孫悟空、沙悟浄らと共に旅をして、天竺から経典をもたらしました。
「八戒」の名は三蔵法師がつけたもので、彼が三蔵法師に弟子入りする直前まで仏教で忌み嫌われた八つの生臭物である、三厭五葷(さんえんごくん)を口にせず戒律を守った事を褒め称えての命名です。
三厭五葷とは「三厭」は 天上の雁、地上の狗、水中の烏魚を示し、鳥肉・獣肉・魚肉の肉類。「五葷」は強い香りと辛味のあるニンニク・ニラ・ネギ・ラッキョウ・タマネギの五つの野菜をいいます。


 沖の物を獲らんとして岸の物を逸す
sakana14sakana14 sakana14 沖は大漁を、岸は小魚を意味します。
大きな利益を得ようとして、わずかな利益をも逃してしまうことをいいます。

 急ぐ鼠は雨に会う、急ぐ鼠は穴に迷う
急がないネズミ 少し待てば雨が上がって濡れなくて済むところを、急いで飛び出すので雨に降られる。
落ち着けば穴に帰れるのに、慌てて自分の穴が分からなくなってしまう。
慌てはいけないということのたとえです。

 死に馬に鍼刺す
死に馬? すでに死んでしまったウマに、健康を保つためのハリ治療を施すということで、何の意味もないことや役に立たないむだなことをすることのたとえです。
また、絶望的な状況にありながら、なお万が一の望みをもって最後の手段を講じることのたとえでもあります。

 好奇心は猫を殺す
好奇心旺盛なネコ" イギリスのことわざの Curiosity killed the cat. が元のことばです。
詮索好きが高じたり、好奇心が強すぎると危険だという戒めで、とくに知る必要のない他人のことなどにあれこれ首をつっこむのはトラブルのもとになるということです。

 お伽犬
お伽犬 お伽犬(おとぎいぬ)とは、オス・メス一対の座形犬で、胡粉彩色や金銀箔押しをした美しい飾り物のことです。
箱になっていて、中にはお守りや玩具、化粧道具などを入れ、犬箱あるいは犬張子ともいいます。
イヌは神社の「こまいぬ」が示すように、悪魔・怨霊を祓うと信じられ、守護の象徴ですので、新生児の枕元に置き、我が子の幸福を願うお守りとしたり、 また、イヌはお産が軽いところから、産所や寝所で必要とする物を入れ、安産や魔除けのお守りでもあったようです。

 Elephant in the Room「象が部屋にいる」
林の中の象 皆が見て見ぬふりをするような問題や、タブー・触れてはいけない話題を意味します。 部屋の中に大きな象がいて誰しもが見逃すことができない状況なのに、触れることができない状況から由来しているそうです。 つまり「elephant」は、そこに居合わせた人がみな重要な問題と認識していながら、この場ではあえて触れずにいる、そういう話題を暗に示す意味合いがあります。

 勝ち虫
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トンボは素早く飛び回り害虫を捕らえ、また前にしか進まず
退かないところから不退転の精神を表すものとして、
「勝ち虫」と呼ばれ、縁起物として武士に喜ばれました。
戦国時代には兜や鎧、箙(えびら)刀の鍔(つば)などの武具、
陣羽織や印籠の装飾に用いられたそうです。
とんぼ柄は現在も、剣道具や竹刀袋の柄として
用いられることが多いようです。






動物に関る言葉のミニ辞典作成に際し、以下を参考にさせていただきました。
三省堂:広辞林、TBSブリタニカ:ブリタニカ国際大百科事典、角川書店:新国語辞典、小学館:新選漢和辞典、大修館:漢語新辞典、 三省堂:デイリーコンサイス英和辞典、川出書房:日本/中国/西洋/故事物語、動物出版:ペット用語辞典、 実業の日本社:大人のウンチク読本、新星出版社:故事ことわざ辞典、学習研究社:故事ことわざ辞典、Canon:国語/和英/英和/漢和/電子辞典、



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