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◆ 動物に関る言葉のミニ辞典 ◆

愛する動物たちに関るいろいろな、お話・ことわざ・俗語・言葉・事物・由来等、20のお話。 2つのお話を入れ替えました。 2022/05/22
[ 話を入れ替えた際、削除した過去のお話はこちらです ]

new  好奇心は猫をも殺す
2022
05/22
好奇心猫 イギリスのことわざ Curiosity killed the cat.
他人のことを必要以上にに詮索するとひどい目に遭いますよということです。過剰な好奇心は身を滅ぼすということを、戒めるためのことわざです。

new 一網打尽
2022
05/22
一網打尽 一つの網で根こそぎサカナを捕獲することをいいます。そこから犯罪者を一挙に捕らえたときや、逃げ場を無くして取り尽くすことを表します。
宋の時代の検察官が犯罪者を一斉検挙した時に言ったとされてます。

 米食った犬が叩かれずに糠食った犬が叩かれる
糠食った犬 米を盗み食いしたイヌが逃げたあとに、残った米糠を舐めただけのイヌが見つかってしまい、叱られる様子です。
大きな悪事をはたらいた者が罪を逃れ、小さな悪事を犯した小物だけが捕まり罰せられることのたとえです。

 鳥疲れて枝を選ばず
クマタカ 疲れたトリは枝を選ばずに、どこにでもとまるということから。生活のためには職業を好き嫌いなどで、選んではいられないということです。

 牛は願いから鼻を通す
鼻を通す牛 ウシはその天性によって鼻木を通される、ということです。
ウシが鼻輪を通されて自由を失うのは、そうしなければ従わないウシの天性が招いたものであるということで、みずから望んで災いや苦しみを受けることのたとえです。

 猿を決め込む
決め込む猿 見ざる聞かざる言わざる、のことわざから。
知らぬ振りや、無視を決め込むという意味です。

  蕉鹿の夢(しょうろくのゆめ)
蕉鹿の夢 成功も失敗もはかないものであるというたとえ。また、あきらめが良い様子のたとえです。
「蕉」は植物の芭蕉の葉のことです。
中国春秋時代、鄭の国の人が獲物として捕らえたシカを、他人に見つからないように芭蕉の葉を被せて隠しておいたところ、 その隠し場所が分からなくなってしまい「あれは夢だったんだ」と思ってあきらめた、という逸話が語源となっています。

  内で掃除せぬ馬は外で毛を振る
掃除せぬ馬 キチンと手入れされていないウマは、外に出たときに体の汚れを落とそうとして全身の毛を振ります。
そのようすから、飼い主の手入れがいかに悪いかがわかるということから、 家庭内でしつけされていない子供は、外に出ると家での教育や躾の様子がすぐにわかってしまうということです。
また内輪だけのことと悪い習慣などを隠していても、外に出るとやはり悪い癖が出るので、その話はすぐに広まってしまうということです。

 虎の子渡し
虎の子渡し トラが子を3頭生むと、その中には必ずヒョウが1頭いて他の2頭を食べてしまう、といいます。
ある日川を渡らなければならないのに船は一艘しかなく、しかも船には一度に母トラを含めて二匹しか乗れません。 川を渡る際に子をヒョウと2頭だけにしないよう子の運び方に苦慮するという故事から、生計のやりくりに苦しむことのたとえです。

母トラはどのようにして、子供三頭を向こう岸に渡したのでしょうか?
母トラは、最初にヒョウを船に乗せ向こう岸においてきます。そして一頭で戻りトラの子1頭を船に乗せて向こう岸に渡りそのトラの子を残し、ヒョウを連れて帰ります。戻ったところで残りのトラの子を乗せてヒョウは置いてきます。そして最後に母トラのみで戻りヒョウを連れてきます。


  炬燵で河豚汁
炬燵(こたつ)でゆっくり休養しながら、危険な河豚汁(ふぐじる)を食べているということです。 
そこから、大事をとりながら危険なことをする、という矛盾した行為のことをいいます。

危険な河豚
危険な河豚
 猛虎伏草
猛虎伏草
トラは草原に身を隠そうとしても、なかなか難しいということから
英雄は隠れていても必ず世に現れる、ということです。

  猫間障子(ねこましょうじ)
猫間障子 下半分くらいにガラスがはまっていて、その上の障子が上げ下げできるものをいいます。
本来はネコが出入出来るぐらいの小窓が付けられたものをいいました。

 イヌにも豊年あり
豊年イヌ どんなイヌにも全盛期があるように、誰にでも成功する機会というものはある、ということです。

 鼠の尾まで錐の鞘
ネズミの尾 錐とは穴を開ける大工道具で鞘はそのカバーのことです。ネズミの尾みたいなものでも、錐の鞘として役に立つということです。
どんな下らないものでも工夫すれば役に立つということ。また、逆に工夫ではあるがケチのすることという意味もあります。

 月に一鶏を攘(ぬす)み、もって来年を待つ
盗まれるニワトリ 悪事と知っていても、なかなかやめられないことをいいます。
毎日ニワトリを盗んでいる者に悪い事はやめるようにと戒めたところ、 これからは月に一羽にして、来年になったらやめると答えたという故事から。

 馬を得て鞭を失う
鞭のないウマ 一方を得た代わりに、もう一方を失うこと。また、
目的とするものは得ることができたが、それを活用する手段を失ってしまったことをいいます。

 野狐禅(やこぜん)
野狐禅 禅の修行者が、まだ悟り切っていないのに悟ったつもりになってうぬぼれることを、野狐にたとえていう言葉です。 そこから、禅に似て非なる邪禅のことや、生半可な知識で物事を理解したような顔でうぬぼれている人のことをいいます。
野狐(やこ)とは低級な妖狐の1つです。

  兎兵法
兵法を知らないウサギ 本当の兵法を知らないでへたな策略をめぐらし 、
かえって失敗することをいいます。
そこから実用的でないことを意味します。
因幡の白ウサギの故事からきています。

 虎伏す野辺、鯨寄る浦
伏すトラ 伏すトラ 野生のトラが生息する野、クジラが泳ぎ寄ってくる海辺という意味から、人があまり行ったことのない土地や未開な土地のことをいいます。

  十羊九牧(じゅうようきゅうぼく)
十羊十羊 十羊十羊 十羊

人民に対して役人が多すぎることのたとえ。
また、それによって政治がよく治まらないことをいいます。
「十羊」は十匹のヒツジ、「九牧」は九人のヒツジ飼いの意で、
ヒツジが十匹いるのに対してヒツジ飼いが九人もいれば、
ヒツジはどの命令に従えばよいのかわからなくなることから。
「隋書」に 楊尚希が、役人ばかり増えている現状を整理するべきだ、と
文帝楊堅に言ったことばからきています。






動物に関る言葉のミニ辞典作成に際し、以下を参考にさせていただきました。
三省堂:広辞林、TBSブリタニカ:ブリタニカ国際大百科事典、角川書店:新国語辞典、小学館:新選漢和辞典、大修館:漢語新辞典、 三省堂:デイリーコンサイス英和辞典、川出書房:日本/中国/西洋/故事物語、動物出版:ペット用語辞典、 実業の日本社:大人のウンチク読本、新星出版社:故事ことわざ辞典、学習研究社:故事ことわざ辞典、Canon:国語/和英/英和/漢和/電子辞典、



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