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◆ 動物に関る言葉のミニ辞典 ◆

愛する動物たちに関るいろいろな、お話・ことわざ・俗語・言葉・事物・由来等、20のお話。 2つのお話を入れ替えました。 2018/06/17
[ 話を入れ替えた際、削除した過去のお話はこちらです ]

new 猫にサザエ
2018
06/17
手の出ない猫 サザエ ネコに大好きなサザエを預けても、自分では殻から出して食べることはできません。
大好物ですが手の出しようがないということのたとえです。

new 牛羊(ごよう)の目をもって、他人を評量するなかれ
2018
06/17
ウシの目 ウシやヒツジのような目から見て他の動物の悪口を言うようなまねをしてはならないということです。
自分の基準で他人を批判してはいけないというおしえです。

 驥、塩車に服す (き、えんしゃにふくす)
驥 一日に千里も走るといわれる名馬が塩を運ぶ車を引くのに使われている、ということから、才能のすぐれた人物が世に認められないでいることをいいます。
「驥」は一日に千里を走る名馬で「塩車」は塩を運ぶ車のことです。

 烏百度洗っても鷺にはならぬ
サギにはならぬカラス 色の黒いカラスはいくら洗っても白いサギにはなりません。
むだな骨折りや見当違いの努力はやめて、自分の持つ特性を生かす工夫をしたほうが良いということです。


 恙(ヨウ、つつが)
恙

「つつが」「うれい」「やまい」「ツツガムシ」の意の漢字。

羊と心の合字。
羊は痒に通じ、病む、心が病む、憂えるの意味を表します。

 石亀の脚絆
ani_kame1.gif イシガメの短い足に巻く脚絆のようにきわめて短いってことです。
脚絆(きゃはん)は脛の部分に巻く布や革でできた被服のこと。

 九百九十九匹の鼻欠け猿、満足な一匹の猿を笑う
鼻欠けサル鼻欠けサル 鼻欠けサル鼻欠けサル 鼻欠けサル鼻欠けサル 仲間が多ければ自分たちの欠点に気がつかないことがあるということで、正しいことも大勢の間違った考えの前には押し切られてしまうこともある、というたとえです。

 脱兎
脱兎 逃げていくウサギのことで非常に速いことのたとえです。
孫氏の兵法にある「始めは処女の如く、後は脱兎の如し」からきています。

 霞に千鳥
千鳥 空高く掛かる霞と低く飛ぶチドリ、或いは、霞は春、チドリは冬のものという対比から、どちらにしても大きく隔たって相応しくない、または、有り得ないことであるということです。

 鼠口(そこう)ついに象牙なし
象牙のないネズミ ネズミの口にゾウの牙が生えたためしはないということから、つまらない人が立派なことを言えるわけがないということです。

 千羊の皮は一狐の腋(えき)に如(し)かず
羊羊 羊羊 ヒツジの毛皮を千枚そろえても高価なキツネの脇から取れるひとつまみの毛に及ばないことから、多くの凡人が集まっても1人の賢者にはかなわないというたとえです。

 食い付き馬に乗ったよう
食い付き馬
危ないなことをやめることができないというたとえです。
食いつく癖のあるウマに乗ると、乗っているのも危ないが
降りるとウマに食いつかれるので降りることもできない、ということです。

 進(シン)
進

「すすむ・すすめる」「すいすいと前に出る・出す」「人前に出る」の意の漢字。
しんにゅう(しんにゅう)と鳥の略形である隹の合字。
しんにゅうは道を行くこと。軍隊を進軍させるときに鳥占いをして、神様の意思を聞いてから前進させたことからすすむの意になりました。

 虻(あぶ)もたからず
ani_hae3ani_hae3 ani_hae3ani_hae3 誰も寄り付いてくれないことのたとえです。
アブはよく人にたかってくるけれども、そのアブさえも寄ってこないということから。

 内で蛤、外では蜆 (うちではまぐり、そとではしじみ)
大きな顔をしているハマグリ ハマグリのほうがシジミより大きいことから、家の中では大きな顔をしているが、外に出ると小さくなってしまうということです。

 猪の手負い
手負い猪 イノシシが手負いになると、気が立って非常に危険な状態になります。
そこから、きわめて危険であることのたとえです。

 黒犬を 提灯にする 雪の道
提灯代りの黒犬 古い川柳。
江戸の町は夜になると濃い闇に包まれましたが、提灯は高価で庶民には手が届かなかったといいます。
そんな江戸の冬。雪が降ったあとの夜道は一面が真っ白で、どこが道だかわからなくなっています。 そこである知恵者が真っ黒な飼い犬を先に行かせて道案内させました。真っ黒な飼い犬は臭覚で馴れた道をどんどん先へ行く、白い雪に黒い犬はよく目立ち提灯代りにされているということです。

 勧学院の雀は蒙求を囀(さえず)る
蒙求を囀る雀 勧学院のスズメは、学生が「蒙求(もうぎゅう)」を読むのを聞き覚えてそれをさえずる、ということで、ふだん見慣れ聞き慣れていることは自然に覚てしまうものだということのたとえです。
門前の小僧習わぬ経を読むと同じです。
勧学院とは藤原氏一族のためにたてられた教育施設で、蒙求とは中国唐代の教科書のことです。

 兄のものは猫の椀まで
相続猫 長男は父の遺産を、ネコの椀のようなつまらないものも含め、すべて相続するということ。
長子の相続制度では兄にはとにかく権力があり、何から何まで全ての財産は兄に渡るということです。

 轡の音にも目をさます
轡をくわえるウマ 武士が常に油断せず、轡の小さな音でも目をさましたことから。用心深くちょっとしたことにも敏感に反応する様子で、職業柄身に付いた鋭い感覚や習性のたとえをいいます。
轡(くつわ)はウマの口にくわえさえ、手綱を付ける鉄の輪のことです、






動物に関る言葉のミニ辞典作成に際し、以下を参考にさせていただきました。
三省堂:広辞林、TBSブリタニカ:ブリタニカ国際大百科事典、角川書店:新国語辞典、小学館:新選漢和辞典、大修館:漢語新辞典、 三省堂:デイリーコンサイス英和辞典、川出書房:日本/中国/西洋/故事物語、動物出版:ペット用語辞典、 実業の日本社:大人のウンチク読本、新星出版社:故事ことわざ辞典、学習研究社:故事ことわざ辞典、Canon:国語/和英/英和/漢和/電子辞典、



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