話を入れ替えた折、削除した過去の分のお話です。
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羊の歩み | |||
屠所にひかれて行くヒツジの歩みということで、ヒトの命が日々死に近づいていくことをたとえた言葉です。
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十羊九牧(じゅうようきゅうぼく) | |||
人民に対して役人が多すぎることのたとえ。 また、それによって政治がよく治まらないことをいいます。 「十羊」は十匹のヒツジ、「九牧」は九人のヒツジ飼いの意で、 ヒツジが十匹いるのに対してヒツジ飼いが九人もいれば、 ヒツジはどの命令に従えばよいのかわからなくなることから。 「隋書」に 楊尚希が、役人ばかり増えている現状を整理するべきだ、と 文帝楊堅に言ったことばからきています。 | |||
羞(シュウ・シウ・シュ) | |||
「すすめる」「食事を差し上げる」「推薦する」「はじる」「はじをかかせる」の意の漢字。
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告朔の羊(こくさくのきよう) | |||
告朔とは古代中国で、諸侯が天子から受けた新しい年の暦を祖先の廟に納め、毎月1日に廟に告げ、その月の暦を国内に施行した儀式で、
羊 は儀式に供えるいけにえのヒツジのこと。
魯の国で、告朔の意義が廃れてヒツジを供える儀礼の形式だけが残っていたので、子貢が形式だけのいけにえはやめるべきだと言ったとき、 孔子が、告朔の儀式が全く滅びることを惜しんで反対したという論語の故事から。 古くからの習慣や年中行事は、害がなければ保存すべきだということのたとえ。 また、実質がなくなり、形式ばかりが残っていることのたとえです。 | |||
羹(コウ・カン) | |||
「肉に野菜をまぜてつくった吸い物」「熱い汁物」「スープ」「あつもの」の意の漢字。
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恙(ヨウ、つつが) | |||
「つつが」「うれい」「やまい」「ツツガムシ」の意の漢字。 羊と心の合字。 | |||
千羊の皮は一狐の腋(えき)に如(し)かず | |||
ヒツジの毛皮を千枚そろえても高価なキツネの脇から取れるひとつまみの毛に及ばないことから、多くの凡人が集まっても1人の賢者にはかなわないというたとえです。
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多岐亡羊(たきぼうよう) | |||
ヒツジが一匹逃げ出したので大勢で追いかけたが、道が幾筋にも分かれていたのでついに見失ったという故事。 そこから、学問の道は多方面に分かれ、なかなか真理には到達しがたいし、いくつもの方針があってどれを選ぶべきか思案にあまるということです。 | |||
順手牽羊(手に順って羊を牽(ひ)く) | |||
少しの利益でもあるなら、その場にあるものを手当たり次第に手に入れるということです。また本来の目的に支障なく利益を得られるなら、いかに小さいものでも得ておけということです。 元の意味は、羊の大群から羊を一匹盗んだ者が、堂々と羊を連れて行ったため誰にも咎められなかったということです。 そこから、敵の部隊が急いで通過する場所に伏兵を置き、隊列の最後尾から一人ずつ襲って敵の数を減らしていったり、敵が小隊に分かれたのに対して、待ち伏せてひとつの小隊ずつ敵の中枢に気づかれないよう殲滅してゆくように、大軍には統制の隙を突いたり、細かく損害を与えてゆくという古代中国の兵法の一つでもあります。 | |||
やぎさんゆうびん | |||
1白やぎさんからお手紙着いた 黒やぎさんたら読まずに食べた 仕方がないのでお手紙書いた さっきの手紙のご用事なあに 2黒やぎさんからお手紙着いた 白やぎさんたら読まずに食べた 仕方がないのでお手紙書いた さっきの手紙のご用事なあに 以下無限に続く作詞まどみちおによる童謡
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群羊を駆りて猛虎を攻む | |||
沢山のヒツジを追い立てて虎に立ち向かわせることから、弱い者を多く集めてとうていかなわない強い者を攻めることのたとえで、
転じて、勝ち目がないこと、また弱小国を連合させて強大な国を攻めるたとえになりました。
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羊の食い破り | |||
相場での大波乱があること。
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羊歯(しだ) | |||
羊歯の文字はヒツジの歯に似ているからとする説や、若芽がヒツジの角のように巻いている様子からきたという説、または、歯形のような葉で枝垂(しだ)れているからという説もあるようです。
「歯」の別の意味の「なにもしゃべらない」ということから、しゃべらないヒツジという意味もあるそうです。
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If one sheep leaps over the ditch, all the rest will follow. | |||
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義(ギ) | |||
「ただしい」「良い」「道理、五行の一つ」「人道の為に尽くすこと」「わけ、意味」「本物でないのに、同じようにみなすもの」の意の漢字。
羊と我の合字。 | |||
痒(ヨウ) | |||
「病む」「疲れる」「できもの」「おでき」「きず」「かゆい」の意の漢字。
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読書亡羊(どくしょぼうよう) | |||
羊の番人が読書に熱中するあまり羊を逃がしてしまったことから、あることに気をとられに仕事をおろそかにして肝心なことを怠り、失敗してしまうことをいいます。
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亡羊補牢(ぼうようほろう) | |||
ヒツジに逃げられたあとで、その囲いを修繕すること。失敗したあとで改めることで、後の祭の意味。 | |||
鮮(セン、あざやか) | |||
「生魚」「新しいもの、生き生きしている」「明らか、鮮明」「潔い、汚れが無い」「良い、美しい」「華やか、あでやか」の意の漢字。
羊と魚の合字。 | |||
詳(ショウ、くわしい) | |||
「くわしい」「つまびらか」「明らかにする」「ことごとく」「公平」「良い」「めでたい」の意の漢字。 | |||
羊腸小径(ようちょうしょうけい) | |||
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翔(ショウ) | |||
「かける」「鳥が空高く飛ぶ」「翼を張って飛びめくる」「めぐる」「ふりかえる」の意の漢字。
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羊水 | |||
あかちゃんはお母さんのお腹の中で、羊水の中にいます。 | |||
羨(セン、うらやましい) | |||
「うらやむ」「欲しがるる」「憧れる」「余る」「残る」「よこしま」「曲がった行い」の意の漢字。
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養(ヨウ、やしなう) | |||
「育てる」「はぐくむ」「飼う」「教える」「治療する」「栄養」の意の漢字。 | |||
ヒツジ雲 | |||
高積雲の通称。さばぐも・まだらぐも・むらぐも ともいわれます。空の中層にできる雲(中層雲)で、ヒツジのような固まりの雲が並んでいます。
巻積雲に似ていますが、高積雲は1つ1つの固まりが大きく巻積雲より低いところに見えます。
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寝る前に羊を数えるのは? | |||
それは昔のアメリカで、眠れなくて困っていた人が「寝る」と言う意味で「sleep sleep」と言っていて、眠さで呂律が上手く回らなく「sheep」「羊」と言ったとこから始まったといいます。
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羊羹 (ようかん) | |||
本来の意味は羊の肉の羹(あつもの)、羊肉のスープのこと。 | |||
群(グン、むれる) | |||
「同じようなものがたくさん一か所に集まる」「なかま」「集まり」「合わせる」の意の漢字。 | |||
祥(ショウ) | |||
「めでたいこと」「喜ばしいこと」特に「吉事の前兆」の意の漢字。示と羊の合字。
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美(ビ、ミ、うつくしい) | |||
「うるわしい」「きりょうがよい」「りっぱ」「よい」「うまい」の意の漢字。 | |||
動物に関る言葉のミニ辞典作成に際し、以下を参考にさせていただきました。
三省堂:広辞林、TBSブリタニカ:ブリタニカ国際大百科事典、角川書店:新国語辞典、小学館:新選漢和辞典、大修館:漢語新辞典、 三省堂:デイリーコンサイス英和辞典、川出書房:日本/中国/西洋/故事物語、動物出版:ペット用語辞典、 実業の日本社:大人のウンチク読本、新星出版社:故事ことわざ辞典、学習研究社:故事ことわざ辞典、Canon:国語/和英/英和/漢和/電子辞典、 |